諫早建設の日常辻ブログ
2014/05/10
今日、東銀座に用事があり家内と出かけました。
行きの電車で家内は歌舞伎座の建て替えについてかなりの勢いで反対の意を示し、熱く語っていました。
あのような歴史的建造物は絶対に残すべき
建て替えても以前のような風格のある建物にはならない
そのような内容で一所懸命話してきました。
私自身は歌舞伎にも歌舞伎座にもあまり興味が無かったので、立地的に有効活用することも非常に大切だし、歌舞伎座自体は残るのでそれほど問題視していませんでした。
それよりも話の中で彼女は東京駅駅舎の建て替えても反対意見を持っており、話の様子からして私の前回のブログは全くチェックされていない事実が発覚し寂しい限りでした。
東銀座で用事が終わり、さて帰ろうとした時に目の前に建築中の歌舞伎座が現れました。
建物は、奥に高層ビルが建ち、以前の歌舞伎座があった場所に同じように鉄筋コンクリートで歌舞伎座が同じ建物の一角として造られていました。
私も「あり得ない」と感じてしまいました。
その時、ヨーロッパの街並みを思い出し、紀元前の建物を保存しながら使っている彼らはこのようなビルはまず造らないだろう。日本人って・・・・
少し悲しい感じがしました。
そして家内の訴えていたことも理解できました。
歌舞伎座完成後にじっくり拝見し、再度意見を述べたいと思います。