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辻ブログ

2018/06/06

健康・省エネシンポジウムに行ってきました。

昨日健康・省エネシンポジウムに行ってきました。

今回はベトナムの建設副大臣や官僚の方が参画され、日本だけでなくベトナムの住宅事情についても話を聞くことができました。

現在日本では熱中症搬送者の6割程が住宅や高齢者施設等の屋内から出ていることやヒートショックでの健康被害が多いことから住宅と健康に関する研究が盛んに行われています。

今回もあらゆる研究発表がありましたが、室温が18度以下になると体への負担がかなり大きくなり、血圧上昇や肩こり腰痛の原因になることがわかり、特に寒さが厳しい北海道よりもやや温暖な栃木県の方が冬の死亡増加率が大きいことがわかりました。
私も母が北海道出身なので、北海道の親戚の家に行くと薄着で過ごしている風景を良く見ました。たぶん北海道での冬の室内は20度以上にはなっていると思います。
それだけに断熱改修は省エネにはもちろんですが健康にも欠かせないものであることを再認識しました。

また、ベトナムハノイ市と気候が似ている沖縄での研究で、窓を開けて通風するよりも気密性断熱性を上げた方がカビの発生が少なく人の健康には良いのではないかとする研究も進んでいるそうです。

最後にベトナムの建設副大臣が立派なスピーチをされていました。その中で、
①住宅が全国民に行き渡る
②人が安全に暮らせる
③CO2の排出を抑える
④健康に暮らせる
というフェーズを挙げられ、日本は④のフェーズを研究開発していると思うが、ベトナムは①や②のフェーズから一生懸命取り組んでいるというお話しがありました。

改めてほぼすべての日本人が安全に暮らせる住宅を確保できていることの幸せと、我々の家づくりが将来日本だけでなく他の国にも役立てる可能性があることを実感じました。