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諫早建設の日常酒井ブログ

2021/02/17

スーパーボウル

先日行われたアメリカンフットボールのスーパーボウル。

 

いやあ、面白かったですねえ。

世界のトップのプレーと言うのはやっぱり誰が見ても面白い!

例えば普段、私があんまり見ないようにしている(その理由はまた稿を改めますが)サッカーにしても、特に大好きなラグビーに至ってはWCという世界のトップレベルのプレーはどちらが勝ったとしてもまた点差がどうであれ、やっぱりプレーそのものが見応えがある。

 

アメリカンフットボールと言うと、私などは1970年代後半から90年代前半にかけてしょっちゅうテレビで本場のプレーを観ていた。

当時はスティーラーズやレッドスキンズ、49ers、カウボーイズ、ドルフィンズ辺りが全盛で、特に49ersの名クウォーターバックであるジョー・モンタナやその後の「走れるクウォーターバック」のヤングのプレイを夢中になって観ていた。

 

実は私の前々職の会社が、何度か日本一にもなったこともあるようなアメフト部を持っていて、社内でもすぐ近くにゴッツイアメフトの選手が沢山居た。

当時は「ニワカ評論家」も社内に多くて、昼休みなど、社員食堂でアメフト部の部員など見つけると

「お前なあ、クウォーターバックがやたらと走ってどうすんだ!怪我でもしたらどうしようもないだろう。サックされそうになったらすぐ膝をついてコンタクトを避けるのが当たり前じゃあないか」

などと、(日大や早稲田出身で、当時の日本では一流の)選手にエラそうに昼間っからシラフでクダを巻く親父をよく目にしたもの。

が、そのほとんどがTVの解説者が言っていたこととおんなじ。

言われている選手も相手が仕事上の上司だったりするから下を向いてダマーって聞いている(フリをしている)。

 

当時は自社のアメフトのゲームがある日は基本的に「ノー残業デー」で全員参加で東京ドームに応援に行かなければならず、終業のチャイムが鳴ると正面玄関に何台もの観光バスが横付けされて、出てくる社員出てくる社員、否応なく全員がそのバスに乗せられて東京ドームに「連行」されていた。

私などは日本の下手くそで面白くも無いゲームなんぞ観たくもないので、わざわざ残業をして、かなり時間をずらして退社しようとすると、ちゃんとその時間でも総務部のヒマ人が玄関前で張っていて、やっぱり後発のバスに連行された。

そのバスは所謂「不心得者」ばかりが乗せられていたので、総務課長(当時は総務部長がアメフト部の監督だったので)が、ドームに着くまでずーーーーっと「愛社精神」について説教をしていたのをゾッとしながら思い出す。

私達は彼らを陰では「ゲシュタポ」と、呼んでいた。(差し詰め我々はレジスタンスという処でしょうか)

 

で、到着した東京ドームで見せられるのは走っては途中で転んだり、パスは届かず、せっかく届いたパスはファンブルし放題。捕り易いヘナチョロパスは簡単にインターセプトされる、という、アメリカでは高校生にも絶対に勝てないようなへぼプレーばっかり。

 

因みにアメリカンフットボールのゲームを実際に観に行ってみると分かるのだけど、特に東京ドームでは客席からフィールドが遠いこともあって、まずボールがどこにあるのか、誰が持っているのか全然分からない。

プレーが始まるとフェイク、フェイクがあって少しすると明後日の方向でグシャッと折り重なったりしている。(結果的にそこにボールがあるんですけどね)

 

要は実際にフィールドを観ている、と言うよりもオーロラビジョンを観ている方が圧倒的に多いんですね。y

何故かと言うと、オーロラビジョンでは確実にボールのある処、ボールを持っている選手をアップで追いかけてくれるから。

そうしてタッチダウンを決めたり、インターセプトをした時にはアメリカナイズされた大仰なジェスチャーでパフォーマンスを繰り返す。・・・サブイ!

この中身の全くない茶番には閉口した。

 

例えばラグビーでは基本的にレフェリーからボールが見えなくなると笛が吹かれるし、例えばトライを決めたとしても、たまたま最終的にその選手がボールを持っていただけで、それまでボールを繋いでくれた何人ものプレイヤーや、相手をガードしてくれていたフォワードの選手たちに敬意を表することを絶対に忘れずに決して派手なパフォーマンスはしないのでとっても好感が持てる。

 

あれから随分日本のアメリカンフットボールの技術も進歩したのかもしれないけれど、先日の日本選手権を見る限りではまだまだ世界と戦えるようなレベルには至っていないと感じた。

今回のブログ、途中から思わず熱が入ってしまい、図らずもその筋の人にはかなりカドが立つ内容になってしまった。(ヤバイ!)