諫早建設の日常酒井ブログ
2021/05/13
先日のNHKEテレ「美の壺」。
テーマは「日本の教会」。
随分前に妻と一緒に行った長崎で、長崎市内のいくつかの教会を訪ねた。
行ったのは大浦天主堂や愛宕教会、浦上教会を始めとするガイドブックにも載っているような有名な教会ばかりだったのだけれど、行く前には本当に“ほんの”観光気分でいたのが、二か所、三か所と行くに連れて、
「これはちょっとヤバいぞ・・・」
と、思うようになった。
要は、何れの教会も“ほんの”観光気分でフラっと行くような場所ではない!と、いうこと。
ひとつひとつの教会に、「そこに無ければならない理由」がある。
教会に依っては当時の農民たちが一つ一つ石を積んで造ったものや、隠れキリシタンの弾圧を逃れるために日本の民家にしか見えないような外観のものもある。
場合に依っては建物が一見ショボく見えるものも、例えば窓のステンドグラスにとても美しい装飾が施されていたり、内部の家具に彫刻など手の込んだ細工が施されていたりする。
驚かされるのは、その全てがその圧倒的な存在感を主張している、と、いうこと。
今の私の“夢”というか目標はリタイアした後、妻と一緒に長崎の、特に五島列島の教会を中心にゆっくりと廻ってみたい、ということ。
私は車が運転できないので、お金掛かりそうだなあ。
(つづく)