諫早建設の日常酒井ブログ
2021/07/22
つい先日、とってもとってもとっても嬉しいことがあったのでお裾分け。
もう7年も前に全面リフォームをして、内装だけでなく、細かく仕切られていた各部屋の仕切りを取っ払ったりした世田谷区のM様。
先日点検を兼ねてお伺いした。
当日はご主人様はご不在だったのだけれど、お嬢様と奥様が迎えて下さった。
久々の「再会」に、本来の目的である「点検」はそっちのけで話に花が咲いてしまった。
驚いたのは、施工当時中学3年生だったお嬢様が今年、某大手ハウスメーカーの設計部に無時、就職が決まってこの春から勤務している、とのこと。
実はこのお嬢様、7年前のリフォーム時のお打合せから施工中にかけて、当時設計の杉岡と大工さん達の仕事に興味津々。
何を思ったか「私も将来は設計士になる!」と、宣言したのだった。
当然、その時はみんな話半分。
笑って聞き流していたのだけれど、その後私に
「女性の設計士に会いたい!」
と、リクエストしてきて、当時お付き合いがあった東建築家の奥様にご紹介したこともあった。
で、風の便りに「大学は建築に入った」というお話も頂いていたのだけれど、先日お話を聞いたら
「当時通っていた学校の大学でも建築科は有ったのだけれど、敢えて違う環境で勉強したい!と、思って名門のM大学の建築に入りました」
とのこと。
スゴイ!ですねえ。
中学3年生の時に宣言した通りの道を全くブレることな着々と一歩一歩確実に進んで、今春、コロナ渦の困難な中でもちゃんと「大手有名ハウスメーカー」の、しかも希望通りの設計部に就職した、とのこと。
こういうのを「初志貫徹」って言うんでしょうねえ。
私など今まで行き当たりばったりに生きてきた人間からすれば、大いに尊敬に値する、というか想像もできないような意志の強さです。
因みに双子のお姉さんも、中学3年生当時からクラシックバレエをやっていたのだけれど、こちらも「初志貫徹」。
高校3年生の時に「年齢別日本一!」になって、大学生の時にアメリカにバレエ留学して、今はアメリカのプロのバレエ団に所属している、とのこと。
我が家でそういう話をして
「どうすればあんなに出来の良い娘が育つんだろうねえ」
と、我が娘に問えば
「親が違うんでしょ」
と、一蹴されてしまった。