諫早建設の日常酒井ブログ
2021/07/27
賛否両論喧しい「東京五輪」も早、中盤に差し掛かろうとしている。
今回の様々な新種目の中で、私が「????」だったのが「7人制ラグビー」。
以前から時々実際のゲームを観ていたのだけれど、一体何が面白いのか全く分からない。
良く実況のアナウンサーが「ラグビーファンの皆様」的な言葉を発するけど、私も「ラグビーファン」の端くれとして、「これってラグビーなの?」と、素朴な疑問を感じていた。
で、実際に五輪のゲームを観ると、これが「予想通り」全くつまらない。
そもそも「何で7人なのか?」と、言えば、要は通常の人数15人からフォワードの8人を丸々抜いた数、ということ。
私が考える「ラグビーの醍醐味」は何と言っても「フォワード戦」。
スクラムの力勝負や駆け引き、ゴールライン際の力と力の押し合い。
そこがそっくり抜けているので、面白いワケがない。
要はバックス陣が、形ばかりのスクラムでチョコチョコっと押して、ボールを奪うと後はステップワークで守備(?)の間を抜けて、そのままトライ!と、いう。
実にあっけない展開でゲームが進む。
更にゲーム時間は前後半7分づつで、ゴールキックやペナルティーキックの間も時計は止まらない。
なので、あっという間に勝負が付いてしまう。
まるで大根おろしの搾りかすのようなゲーム。
とは言うものの、決勝のフィジーVSニュージーランドはそれなりに面白かった。
やっぱりどのスポーツでも最高峰のゲームは「面白い」と、いう事かもしれない。
が、やっぱりボディーコンタクトが極端に少なかったり、走力を含め、スピードがモノを言う、と、言う点ではむしろ女子に向いているスポーツかもしれない。
多分、生粋のラグビーファンは離れて行くか、大分俯瞰で眺めているだけだろうと想像するのだけど。