最近、よく見る光景。

楽器を背負っている人。

楽器に依って色々な形があって、これは後ろから見たら「カブトムシ」にしか見えない。実はコントラバスだったりするのだけれど、最近はチェロをはじめとする弦楽器はほとんど「ハードケース」になったようだ。

私が学生の頃は、ハードケースなんて持っているのはほんの一握りの裕福な人間だけだったんだけれど、最近ではソフトケースを探す方が難しい。

因みに私の息子の楽器はホルン。

ご多分に漏れず、やっぱり背負うケースを買ったのだけれど、これが後ろから見ると完全に「亀」にしか見えない。

なので、ホルンのケースを背負っている子を見ると、きっと学校では「亀！」とかって言われているのかもしれないなあ、と思って微笑ましくなる。

当然、自分と同じ楽器（私で言えばファゴット）のケースを背負っている子を見ると「よお、重たくて大変だろ？」なんて声をかけたくなってしまう。

ただ、本当に声をかけると通報されてしまうかもしれないので、ここは自重するのだけれど。

背負っている楽器のケースを眺めながら中身を想像するのもちょっと楽しい。