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諫早建設の日常酒井ブログ

2021/09/20

金木犀

秋の深まりと同時に香しい匂いがしてくる。

 

そう、キンモクセイの匂いです。

 

私はこの匂いが大好きで、嗅ぐと必ず学生時代を思い出す。

 

これは卒業後、もう40年以上経っているのに全く変わらない。

 

私の学生時代の思い出のほぼ全てはクラブ活動に集約される。

 

学生時代、私は「管弦楽団」に所属していた。

(因みに妻はこのクラブの後輩です。)

 

で、毎年「定期演奏会」が基本的に12月に開催されていた。

 

私達のクラブの練習場の真下に大きなキンモクセイの木があって、キンモクセイが香る頃、要は9月後半~10月に掛けては練習も佳境に入って、一段と熱を帯びてくる頃と全く重なる。

 

なので、キンモクセイの匂い=クラブの厳しい練習=苦しくも愉しい思い出、と、繋がってくる。

 

以前、何かのテレビ番組で

「人の記憶に一番残るのは視覚でも聴覚でもなくて“嗅覚”である」

と、いうのをやっていた。

 

そういう意味では、毎年キンモクセイの匂いを嗅ぐと、「ああ秋だなあ」という感覚と同時に学生時代の楽しかったあれこれ(当然、妻とのあれこれも)も鮮明に想い出す。

 

因みに以前、妻にそんな話をしたら

「全然!」

と、いう連れない応えだった。

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