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諫早建設の日常

2021/11/10

焼きイモ

イモである。

 

先日、外出しようと階段を下りて行ったら、下の階の保育園の踊り場で、保母さんが一所懸命にイモを洗ってひとつづつ小分けにして袋に詰めている。

 

思わず

「良かったですね~~~!今年はイモ堀りできたんですね!?」

と、声を掛けたら

「お陰様で2年ぶりに。去年の子供たちはコロナでイモ堀りもできなくて可哀そうでしたからねえ」

と。

 

思い出すのは私がバカな大学生だった頃。

 

わが母校、吉祥寺の成蹊大学の脇には都の重要記念物にも指定されている実に立派な「ケヤキ並木」がある。

 

ある時、クラブのバカな後輩が、

「田舎からイモを送ってきた!」

と、大量のサツマイモを部室に持ち込んできた。

 

これをミスミス見逃すような我々ではない。

 

即刻

「焼きイモやろう!」

と、こういうことの意思決定は実に早い!

 

で、早速ケヤキ並木の大量の落ち葉を掃き集めて焚き火を始めた。

 

頃合いを見てイモ投入。

 

で、みんなで周りを囲んでイモが焼きあがるのを実に楽しみに待っていた。

 

しかし「頃合い」が皆目分からない。

 

仕方がないので、落ち葉がほぼ燃え尽きて、焚き火が下火になるのを待ってからワイワイ言いながらイモを取り出す作業を開始した。

 

みんな、もう口の中、腹の中には大量の焼き芋が投入されるイメージで一杯!

 

「余ったら練習に持って行こうな!」

 

なんて馬鹿なことを言いながら掘削作業を行っていた・・・・・・・・。

 

が、落ち葉の焼け跡を掘れども掘れども当の「焼きイモ」は一向に出てこない。

 

と、誰かが

「これナンダ!?」

と、真っ黒に炭と化した、辛うじてイモの(ような)形をした物体を発見。

 

それから出るわ出るわ、次から次へと「イモ状の炭」が・・・・・・。

 

要は本来は「焼かなければいけない」のに、単純に「燃えてしまった」のですね。

 

で、いくらバカな我々もサスガに学習をした。

 

1週間後、また頃よく落ち葉が溜まった処で「焼イモ大会partⅡ」が決行された。

 

今度は「燃えないように」事前に調べた手順でイモをひとつひとつ丁寧にアルミホイルでくるんで焚き火の中に投入。

 

「今度こそ!!」

 

と、周りを取り囲むバカな大学生たちのテンションも最高潮!

 

で、焼きイモ大会も中盤に差し掛かった頃、遠くから何やら全速力で自転車を漕いでくる人影が。

 

近づくとそれが警察官であることが分かった。

で、開口一番

「責任者は誰ですか!?」

 

参加していたバカな大学生連中は、一斉に、当時クラブの部長をしていた私のことを指さす。

 

で、警官曰く

「即刻火を消しなさい!!!」

と。

 

で、よせばイイのにバカな大学生の一人が

「でも、未だ良く焼けていないんですけど・・・・・」

と。

 

これに警官の怒りに火が付いてしまった。

「君たちは何を考えているんだ!何を焼いているのか知らないが、近隣の住民から通報があったんだ!先週もここで焚き火をしている連中が居た、って言うのも君たちだね!?」

 

即刻焚き火は消化。

私はと言えば警察官に大学の事務所に連行された。

 

当然

「君たちはバカか!!?ケヤキに火が付いたらどうするんだ!!」

と、しこたま説教をされた。

 

始末書的なモノを書かされて「現場」に戻ると、例のバカな大学生たちが後始末をしていた。

 

せっかく大量に投入したイモは生焼けのまま水浸しに。

 

今でもクラブのOB連中で集まると必ず「あの時」の話が出る。

そして

「いつか必ずもう一度、完全な“焚き火で焼きイモ”を成功させよう!」

と、気勢を上げるのであった。

 

・・・・・・・・・未だにバカですねえ。