諫早建設の日常酒井ブログ
2022/02/20
「いの1番」である。
これ、実際の現場の柱に付けられた記号。
現場では全ての柱や梁にこう言った記号が印刷されている。
当然、完成すると見えなくなってしまう。
これ、現場では「番付」と呼ばれる図面にだけ書いてある記号。
要はどの材料を家のどの位置に配置するのか、を記したもの。
家の角から順番に縦横に「い、ろ、は、に~」そして「1、2、3、4~」と、番号が決まっている。
だからベテランの大工や鳶になると、図面を全く見なくても材料の配置が分かるので、「真っ先に」この「いの1番」を置いて、そこから順番にテキパキと所定の位置に次々と材料を置いて行く。
だから「いの1番」は「真っ先に」という意味なのですねえ。
これも昔からの伝統、と、言うか現場では極々「当り前」のこと。
これだけではなくて、建築に纏わる諺や慣用句は沢山あり、
羽目を外す
軒を貸して母屋を取られる
縁の下の力持ち
埒が開かない
うだつが上がらない
糠に釘
棚に上げる
釘を刺す
などなど・・・・・・
因みに、随分前に後輩が
「子供は出来が悪い方がいいんですってね!?」
と、言うので
「??????」
と、思っていると
「だって“子はカスがイイ”(子は鎹=かすがい)って、言うじゃあないですか。」(チャンチャン)・・・・・・・・お後が宜しいようで。
てなお話も聞けるかもしれない
是非奮ってエントリー下さい。
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