諫早建設の日常酒井ブログ
2022/03/25
随分前にも取り上げたことがある「階段」
当然ながら主な用途、機能は「階を上下すること」。
「普通」の家や建物であれば、その機能だけあれば十分。
だけど「普通でない」家や建物のなるとそこに他の機能や付加価値である「デザイン」が加わる。
逆にそれこそが大事、「家の顔」、「主役」となることも多い。
以前は家の中で、階段は日陰者、と言うか、要は前述の機能さえ果たせばあとは如何に目立たなくさせるのか、要は邪魔にならないようにするのかがキモだったような気がする。
要は家の北側にヒッソリと設置されることが多かった。
一方で諫早建設の「階段」は実に「目立つ」。
と、言うかむしろ家の「顔」、コンセプトにすらなっていることが多い。
用途、機能だけ取ってもただ「上下階を繋ぐ」、というだけではなくて、リビングの一部として「そこに座る」という機能も持っている。
以前お引渡しした小平市のN様邸や東村山市のI様邸では、生活の中で学生さんや会社の仲間たちを招待してゼミ会やパーティーやすることも多く、椅子の数を超える人数が家の中に集う時、正に「その時」に大活躍するのがこの「階段」だと聞いたこともある。
リビングの中にデザインされた階段は、必ずそこに目を付ける(笑)人が居て、いち早くそこに定着するそう。
そしてそこが家の中でも「特等席」になる。
次からは「階段」の取り合いになることもあるようだ。
なので、諫早建設の「階段」は平気で家の中でも一番条件のイイ、南側にデザインされることも多い。
お客様も、初めてご提案させて頂くと面食らうこともあるようだけれど、生活を始めるとそれが「普通」と、言うか、「そうでないといけない」という「必然性」を感じるようだ。
たかが階段。されど階段。
改めて着目してみると、きっと愉しいですよ。