伊藤ブログ諫早建設の日常
2022/06/14
少しこんもりした小高い場所。
そして決して山ではないところ。
それが丘。
通勤で通る団地の街路。
そこに丘を見つける。
ちょうど良い高さ。
これは正真正銘の丘。
建築関係の仕事をしていた父親に、昔聞いた記憶がある。
『団地にある丘は建物の基礎工事で出る大量の残土を利用してつくるんだよ』と
てっきり子供のために、わざわざ作っているものと思っていた。
彼らにとっては格好の遊び場である丘。
団地生まれ、団地育ちのわたしにも想い出がある。
子供の頃に住んでいた団地にも丘があった。
今思えば多すぎるほどの数だ。
いま思うとあれは大人の事情ということか。
戸建てをつくるときにも、やはり残土が出る。
それはやむを得ず費用を掛けて処分するもの。
どこかもったいない気もして、やってみたいアイデアがある。
『丘のある家。』
自宅に丘がある。
丘に名前を付けてもいい。
それは何だか楽しそうだ。
子供はもちろん、大人もきっと喜ぶに違いない。