諫早建設の日常酒井ブログ
2024/01/22
つい先日のTV朝日「朝メシまで」で、諫早建設のすぐ近くの団子屋さん「美好」さんが紹介された。
実はこのお店、コロナ前まで毎年やっていた「諫早建設新春もちつき大会」で餅つき用のもち米を蒸かして持ってきてくれたり、大根おろしやきな粉、あんこなどの種までご提供頂いていた上に、もちつき当日はご主人が付きっ切りでもち米を蒸かす頃合いを見てくれたり、「つき手」のヘタバリ具合に依って、蒸かす時間を長く=柔らかく=すぐにつきあがるように調整してくれたり、と、諫早建設としては文字通り足を向けて寝ることが出来ないほどお世話になっているお店である。
昨年にも夕方の情報番組で取り上げられて、その時は15分程度だったのだけれど、夜中の2時過ぎから仕込みを始めて、団子2000本やおにぎりやお赤飯や弁当まで、ご主人とお母さんとで仕込む様子が放映されていた。
今回は文字通り「朝メシ前」の仕込みの様子から朝6時に開店して14時過ぎまでの営業時間中、そして17時過ぎにようやく近くの割烹屋さんでチラシの朝食を食べるまでを放映していた。
今回は前回とは少し違う切り口で、先代のお父様との確執や一昨年の暮れに突然亡くなるまでの壮絶なリハビリの様子、お父様の店に対する思いや今のご主人の考え方、など、主に「ヒューマンドキュメント」的な取りあげられ方だった。
根底にあったのは「味でお客様を裏切ってはいけない」と言う先代の言葉。
それを常に心に持ちながらお客様に向き合って、日々団子を作っている今のご主人の仕事の様子。
同じ団子でも、ただ単にお店に並んでいる団子を見れば、「ああ、団子だなあ」と、思うだけなんだけれど、その団子の一本一本の串に込められた「思い」を知ることに依って、同じ団子が何だか全く違うものに感じられる。
要は「モノ」ではなくて「物語り」を売る、と、云う事。
諌早建設も「家」ではなくて、「家づくり」という「物語り」を売っている、と、いう点では通じるものがある。