諫早建設の日常酒井ブログ
2025/01/10
「孫の手」である
随分前から、要は中学生、高校生の頃からずっと「体が固い」ということは十分に自覚していた。
高校の頃には、体力測定で、所謂「立位体前屈」というモノをやらされた時、椅子の上に立って、私が一所懸命に体を前に倒しているのに測定係の先生は一向に測ってくれようとしない。
「早く測ってくれよ!」
と、心の中で叫んでいたら、あろうことかその先生が
「おい、早くやれ!ふざけてんのか!?」
と。
要は、私が既に一所懸命に体を前屈させているにも関わらず、先生はまだその体勢になっていない、と、思っていた、と、いう事ですね。
結果は・・・・・
「マイナス45cm!」
惨憺たるものだった。
で、そこから歳を重ねるに従って更に体は固くなり続け、40肩、50肩もとっくに通り過ぎ、今や70肩?間近。
で、当然肩が上がらない=背中が掻けない。
風呂場で背中を洗う時には例の「ナイロンたわし」でゴシゴシと遣るのだけれど、背中が痒い!という時には手元にはナイロンたわしはない!
で、思い出したのが息子が遙か昔、30年も前に学校の旅行のお土産で買ってきてくれた「孫の手」。
これが実にイイ!!
外国に同じモノがあるのかどうかは全く知らないが、少なくても「日本の誇るべき文化」だと思う。
息子が買ってきてくれたのは写真のような、伝統的?な竹製だけど、所謂「観光地」でも金属製のごっついのが売っている。
妻と旅行に行った先で思わず伸び縮みするこの金属製の孫の手を買って帰ったのだけれど、イザ背中を掻こうとするとヘッド部分がくるくる廻ってしまったり、孫の「手」の部分が強烈で些か「痛い」。
やっぱり日本古来?の竹製が一番気持ちがいいし、使い勝手もいい。
で、何となく近所の100円ショップを覗いてみたらナント!あるではないか。
正に「灯台下暗し」。
早速2本も買ってきた。
で、今では家のリビングと寝室に1本づつ。
事務所の机の引き出しと旅行鞄の中には伸び縮みする携帯用が1本づつ。
文字通り「いつでもどこでも」背中が掻けるよう、準備万端!である。