諫早建設の日常酒井ブログ
2025/01/29
「くず餅」である。
先に亀戸天神の「鷽替え神事」を書いたのだけれど、それ繋がりで、亀戸天神の参道入口近くにある「船橋屋」のくず餅である。
この「くず餅」、知る人ぞ知っているが知らない人は知らない。(当たり前か)
関東では「久寿餅」と充てられる縁起物でもある。
私などは地元で小さい時から身近にあったため、「くず餅」=「船橋屋」と思っていた。
で、随分前になるけれど、旅行の帰りかなにかの機会に、家で食べる甘いモノが欲しくなって、たまたま駅の売店で売っていた「くず餅」を買って帰った。
何の考えもナシに、「くず餅」“なんて”どれも同じだろう、という実に安直な感じだったのだけれど、家に帰って一口食べてみたら驚いた!
今まで普通に食べていた「くず餅」とは全くの別物。
端的に言えば全然旨くない!
それまで「くず餅というのはこういう味や食感」と、いう思い込みがことごとく覆されてしまった。
いやあビックリしましたねえ。
同時に「くず餅」“なんて”と舐めていた事を大いに恥じた。
それからはずえったいにくず餅“だけは”「船橋屋」で買うことにしている。
くず餅の舌触りから風味、黒蜜の味やきな粉など、本当に全く違うんですよ!
「たかがくず餅」と思って、船橋屋のくず餅を食べたことがない方は是非一度、お試しされることをお薦めします!
本当に驚きますよ!!
因みに妻はくず餅よりもわらび餅が好きです。