土地の選び方島袋ブログ
2018/06/08
「土地からお願いできませんか?」
「諫早建設さんに家を建てて頂きたいのですが、土地から探してもらう事は可能ですか?」
以前より、土地から探して欲しいとのお客様はいらっしゃいましたが、昨年暮れから
毎月1組以上、このようなご依頼を頂くようになってきています。
もちろん、「喜んでお探し致します。希望する地域及びご予算をお教えください。」とお応えしております。
私共で新築を行う前提での土地探しのご依頼です。本当にありがたいご引き合いです。
実は、不動産屋さんがご紹介する土地は必ずしも❛住宅を建てるのに良い土地❜とは限りません。
一般的に住宅用の土地紹介を不動産屋にお願いすると、南に面した土地=所謂東南の角地を勧められたりします。
概ねそうゆう土地は高い為、お客様の総予算からかけ離れてしまうケ-スも少なくないのです。
不動産屋は土地、建物、店舗など実際に確認できる物件を所有者(売主さん)から預かり、その物件を望んでいるお客様(買主さん)をさがし、うまくマッチング(仲介)するプロです。
しかしながら、私共で注文住宅を建てたいお客様が求めているのは、総予算の中で理想としている住宅が
実現できる土地なのです。
諫早建設は「このお客様にふさわしい家を建てる」ことを前提に土地を探します。そう考えると東南の角地よりも旗竿の土地だったり、北画道路の土地だったり、はたまた変形した土地が最適かもしれません。
すなわち「土地を買う」ではなく、「家を建てる」目線でお探しすることが重要なのです。
「家を建てる」目線とは、当該土地の周りの環境のチェックはもちろん、生活に必要な施設(駅・交通機関・病院・ス-パ-)の利便性もチェックします。日照(夏・冬)や風の通り抜け、夜間の雰囲気など、建物を建てる上での不安要素を予め確認していきます。インフラ(上下水道・ガス・電気)環境は、土地価格には含まれていない為、最重要チェックポイントです。
「家を建てる」プロとして、あらゆる観点から検証し、時にはお客様の立場で不動産仲介業者との価格交渉も行ったりしています。
最も重要なことは、土地のパフォーマンスを最大限に生かし「このお客様にふさわしい家を建てる」ことです。
さて、本日もN様にマッチした土地候補を現調してきます。