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諫早建設の日常辻ブログ

2017/03/22

ビジョナリーカンパニー

今、ビジョナリーカンパニーという本を読んでいます。

ウォルマートや3Mなど真に卓越した会社(ビジョナリーカンパニー)とそれ以外の会社は何が違うのかを事例比較する本で、共通した成功事例がいくつも紹介され興味深く読んでいます。

その中で面白かったのは、ビジョナリーカンパニーには共通して強いカリスマ経営者は存在しないということです。
本の中では、ソニーの井深大やHPのビルパッカードも強いカリスマ経営者としていないので、能力的にという意味ではなく、教祖的カリスマのような意味合いで書かれています。

カリスマ経営者のもと企業が一体になるより、社員一人一人が常に自分の仕事・顧客のことを考え、行動できる環境にできる会社がビジョナリーカンパニーのようです。

この考え方は大賛成。
私もサラリーマン時代、尊敬できる経営者のもとで働いてきましたが、社内の辻商店として会社や顧客へできることを考え、勉強してきたつもりです。

社員にはよく「その行動は●●商店(●●は社員名)としてどうなの?」と疑問を投げかけます。

社員の行動や考え方がひとつひとつの商店(会社)の経営者に例えて責任のある前向きな行動になっているかを、そして会社や他の社員に甘えていないかをチェックしてもらいます。

理想ではありますが、そんな同じ方向を向いた小さな商店経営者の集合体が諫早建設になればいいと常々考えています。