諫早建設の日常酒井ブログ
2021/09/25
最近どこの駅でも聞かれる「その駅独自の発車サイン音」。
其々の駅で、その駅にちなんだ発車サイン音が流れている。
例えば、私が通勤で利用している「高田馬場駅」。
この駅は地上ではJR山手線と西武新宿線のホームが隣り合わせなのだけれど、各々使っているサイン音が違う。
JRの方は「手塚プロ」が高田馬場にあったことから「鉄腕アトム」。
対して西武新宿線の方は「マルコメ味噌」の東京支社が高田馬場駅前にあったことから「マルコメ味噌」のCMソングが使われている。
その他でも例えばアニメ関連で言えば、原作者の松本零士が大泉在住だったので、大泉学園駅の発車サインは「銀河鉄道999」。
円谷プロが且つて駅近くにあったことから、祖師ヶ谷大蔵駅の発車サインは「ウルトラマンシリーズ」だったり。
で、今回、私が気になったのが「三鷹駅」。
サイン音はなぜか「メダカの学校」。
しかもホームごとにアレンジが違う。
なんで「メダカの学校」?
と、つらつら考えながら電車に乗っていて、ハタと膝を叩いた。
そうだ!
「みたか」⇒「めたか」⇒「めだか」⇒「メダカの学校」
に違いない!と。
で、実際に調べてみたら、「メダカの学校」の作曲者の中田喜直が且つて三鷹に住んでいたから、と。
なーんだ。
同様に「所沢駅」の発車サイン音が「隣のトトロ」。
これも電車に乗りながらつらつら考えて、
そうだ!
「トトロ」⇒「トコロ」⇒「トコロ沢」⇒「所沢」
に違いない!と。
で、実際に調べてみたら、ホントかどうかは分からないが、どうもあの「トトロの森」の舞台がどうも所沢辺りの狭山丘陵だから、という事らしい。
なーんだ。
要はしょーもない「駄洒落」で発車メロディーを決めているのではなくて、一応ちゃんと理由があって決めている、ということ。
当たり前と言えば当たり前だけど、私としてはちょっと一捻り欲しかった処ではあります。