INTERVIEW

DATA

所在地
東京都練馬区
家族構成
3人家族
登場人物
F様、奥様、酒井、高嶋

〈 練馬区F様邸 インタビュー 〉

ご主人:以前より家でお酒を楽しめるようになった気がします。以前は呑むときは外が多かったんですよね。でも週末はここで呑めばいいや、って思えるし。
酒井:奥様も授乳明けたら一緒に呑もうかな、とか?
ご主人:あそこ(ソファー)に並んで座って呑んでるような気がする。きっと呑む時は向うに行くね。
奥様:そうだね。あっちにお酒とグラスとつまみ持って行って・・・
ご主人:家に居る時間が確実に長くなりましたね。(笑)

酒井
私どもに決めていただいた“決めて”っていうのはどんなところですか?
ご主人
一番話しやすいのが良かったですね。要望を聞いてもらい易いし、それに対する意見も言ってもえるし、ちゃんと話し合って決めて行けるっていう感じがあったので。
酒井
「言葉が通じる」感ですか?
ご主人
そうですね。同じ目線に立ってもらえるところ。
奥様
あとは高嶋さんのセンスが・・・、細かく言わなくても組み立ててくれる、っていう。
高嶋
最初のプランをご提案した時にもう、Fさんの反応がスゴク愉しんで見てくださって、それがとても嬉しかったですね。
酒井
じゃ、私どもでプランをご提案させていただいてからは他に行こうとは思わなかった?
ご主人
ご主人思わなかったですね。もうインスピレーションが合ってたので、他を見てもしょうがないな、て言うのはありましたね。
酒井
設計中のストレス的なものは無かったですか?
ご主人
そういうのは全くなかったですね。言うことは十分に言わせてもらったし。
酒井
それはやはり信頼関係があったから?
ご主人
そうですね。やっぱりちゃんと道筋立ててダメな理由を言ってもらえるので。我々も理系なんですけど、論理建てて言ってもらえる方が理解し易いのでなんか良かったですね。高嶋さんも理系ですしね。
酒井
じゃ、皆さん理系同士で論理的に話が進んだと、
ご主人
理系だからかどうかは分からないですけど、感情論が二人とも苦手なので、
酒井
でも「論理的」とは言いながら「感覚的」なところもありつつ、
ご主人
そうですね。直感も重視したところですね。そこが「どうしてもダメ!」なら納得して止めたりはしているんでしょうけど。
酒井
設計当時描いていたイメージ通りの生活ができている、っていう感じですか?
ご主人
そうですね。そのまんまですね。
酒井
特にイメージ通りっていうのはどういうところですか?
奥様
あそこで、ソファーに座ってボーッとしていることじゃないの?(笑)
ご主人
ああ、俺、ボーッとしてるよね(笑)。あそこスゴク気持ちいいんですよ。(笑)
酒井
じゃ、あそこが一番の居心地イイところ?
ご主人
そうですね。
酒井
じゃ、最初からあのソファーをここに置く、というイメージで設計をして、ここに置いて、で、ボーッとして・・・イメージ通り?
ご主人
いや、イメージ以上ですね。(笑)
酒井
この吹き抜けの天井の高さが効いてる、ってことですかね?
ご主人
ええ、かなり効いてますね。
奥様
それと天井のアールと・・・。
ご主人
そう、あのアールもニヤニヤしてる(大笑)。良かったな、と思って。
酒井
あの提案は?
ご主人
最初、どこかに丸みが欲しい、っていうのがあって・・・
奥様
そう、どこかに丸が欲しいのと、あと冷暖房の効率、っていう話をして・・・
高嶋
ちょっと容積減らしましょうか?っていう話をしてたら
奥様
じゃ、丸くしちゃえば?ってことになって・・・
酒井
丸くすると?
高嶋
空間が大きければ大きいほど熱は逃げるじゃないですか。それで「どこかを丸くしたい」っていうご要望があったので、じゃ、空間を小さく切ったらどうか、っていう話をして、じゃあここアールにしちゃいましょう、って、その場のノリですぐに決まっちゃったんですよね。
酒井
じゃ、それは高嶋からのご提案で?
ご主人
そうですね。その場で決まりましたね。その時は私達と高嶋さんとの感覚が完全に一致した感じがしましたね。
酒井
じゃ、提案されたときに「あっ、これだ!」と。
ご主人
ええ。もうその後はそこを変える余地なし、でしたね。
酒井
へえー、でも最初は天井をアールに、なんて思ってもいなかったんでしょ?
奥様
ええ、ここはそうですね。提案してもらって初めて・・・
ご主人
そういうことができるっていうことすら知らなかったものね。
高嶋
私もその場で思いついたんですよ。(大笑)
奥様
そういうことできるんだ!っていう・・・
ご主人
そうそう。
酒井
ひらめき?
高嶋
そう、ひらめき。アールっぽい感じもお好みだっていうのは分かっていたんですけど、結構パキパキした空間になっちゃってたんで、なんかどっかで・・・・って考えたときに「ここだ!」と思って。
酒井
ご両親様は時々現場にはいらしたんでしょうか?
奥様
解体の「しなの」さんの時は良く来てて、そう言えば(母が)しなのの下田社長とスゴイ気が合って、あれからスタートしたんでしたね。(笑)
ご主人
そうだ、解体からだったんだね。解体もちゃんと考えていてくれてる、って言うのが
奥様
そこも決め手だったね。
ご主人
他社は「解体は別で」っていう感じだったんですよ。
奥様
そうそう、解体はどの業者がやっても一緒だから、自分たちで手配した方が絶対に安くなるよって言われて。
ご主人
でも諫早さんは解体からこだわってらっしゃったので、ああやっぱり違うんだな、って。
酒井
そうですか。私達は「解体が大事」だと思っていますよね。モノスゴク。解体からこんなに濃い関係が始まるとは思わなかった?
奥様
そうですね。そういう意味では面白い出会いでしたね。
酒井
お母様と同郷ということもあったけど、ウチは解体はしなのさんしか頼んでないんですよ。今も井の頭公園のところで私の現場をやってもらっていますけど、作業中に社長に電話してしまうと開口一番「何かありましたか?クレームですか?」って言われてしまうので、こっちも電話するタイミングにも気をつけなくちゃいけないんですよね。それくらい常に気を遣ってくれているんですよ。
奥様
そうですね。だからこそ安心してお任せできました。
お陰さまで周りからも何にも言われて無いもんね。
酒井
だから解体こそ「どこで遣っても同じ」ということではなくて、一番気をつけなければならないところですよね。
高嶋
周りの人って言わないけど思ってる、ってありますものね。それがお客様が住み始めてからお客様にご迷惑がかかってしまうことになるんですよ。私達は一時ですけど、お客様は一生ここに住まわなければなりませんものね。
奥様
そうですね。