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INTERVIEW for architect

株式会社建築集団フリーウェブサイト
取締役設計室長 上村健太郎様

一つのことに固執せず、自由な発想で様々なチャレンジをすることをモットーに、昭和51年の創業以来、顧客からの支持を得ていらっしゃる、建築集団フリー様。今回は、その設計の中核を担う、実は、ご自宅も諫早建設に施工をお任せいただいているという、取締役設計室長の上村様に話を伺いました。 

インタビュアー:諫早建設 島袋、小林

諫早建設との出会い

上村様

はじめは、島袋さんですよね。もう、35年も前です。弊社代表の三木の所へ、確か飛び込みで営業で来られて、そこから現場では私と一緒に仕事をさせていただくようになり、ここまで、繋がりが続いている感じです。

小林

へぇ。ではお付き合いも相当長いですよね。理由を伺ってもよろしいですか?

上村様

はい。まず、信頼がおけることですね。島袋さんはもちろん、小林さんはじめ諫早さんは皆様プロフェッショナルで、安心しておまかせしています。あとは、とても相談しやすい点です。色々なご意見もくださるので助かります。

あと、島袋さんとはもう長いので、いろんなことお話させていただいています。

島袋

上村さんとは、仕事仲間ではあるのですが、仕事中の雑談や、ときには仕事から離れた話の相談、そんな色々なことを話せる仲がこのお付き合いに繋がっている気がしますよね。

固執せず、チャレンジする

島袋

建築集団フリーについて、簡単にご紹介いただけますか?

上村様

“フリー”という言葉には、一つのことに固執せず、常に色んなことにチャレンジするという想いが込められています。

 

これは、創業(1976年2月1日)以来ずっと変わらない考え方です。設計事務所は一つの用途に特化した専門性を持つ事務所も多いのですが、敢えて専門性を持たないことで、時代に合わせた変化やニーズに対応ができる。

 

これまで様々なジャンル(構造、用途)にチャレンジをしてきた蓄積があるため、現在では、その対応力の幅の広さが弊事務所の強みです。

建物への「愛着」を感じる諫早さんとの仕事は、やりがいがあります

島袋

率直に、弊社の仕事の評価はいかがでしょうか?

上村さん

諫早さんは、ある意味では世の中のニーズにうまく応え、ある意味では頑固な部分もある。そこがとても良い所だと思います。

島袋

具体的には?

上村さん

そうですね。例えば私は、現場は小林さんとのお仕事を長くさせていただいているのですが、小林さんは建築に対してホントに真摯に向き合っている仕事ぶりがそれです。仕事が丁寧。その様子から、建物に対しての「愛着」を感じます。

私は長年施工会社を見てきたこともあり、その施工者が建物に対して「愛着」があるかないかは、仕事を見て感じます。個人的には、そのような建物に愛着のある想いのあるかないかは、良い建築物ができるかどうかの非常に大切なことであり、それがないと「イイもの」はつくれないと思っています。

設計士側だけが「愛着」を持っていても形にはならない。

例えば、難題に差し迫った時、小林さんに相談をすると、「こうしかできない」ではなくて、「こういう問題はあるけれどこうやったらできるよ」と、その選択肢を探す所まで考えてご提案していただける。

現場監督さんから提案があるのは、建物への愛着があるからこそできるんだと思います。そういう点では、諫早さんは同じベクトルで仕事をしてくれる方々なので心強いです。

小林

思い入れが強いというよりは、「いいものを作ろう」と思っていますね、全体を通して。

そこに自分なりのこだわりはあります。実際、上村さんの家づくりの時に何を言ったかまで細かなことは覚えていないんです。どこの家、誰の家だから力を入れようってことではなく、どの家でもよくしようっていうスタンスだからこそ、平等にどの家に対しても思っている事を提案しています。

自宅を、諫早建設に任せた理由

島袋

もう一つ、上村様は諫早のお施主様でもあって、数ある工務店からご指名いただけたことは、私達にとっても価値の大きいことだと思っているんです。その時のお話をいただいてもよろしいですか?

上村さん

ハイ。自宅ということで、少しいつもと違う感覚もあったのですが、結論としては、諫早建設さんにお任せしたいということになりました。

 

決定の前には、実は3社ほどに見積もりを依頼しまして、金額面では安い会社さんはあったのですが、モノづくりを一番キチッとしてくれる姿勢を感じられたのが諫早さんでした。

 

あとは、建てたい家と、諫早さんの得意も合致したというのもあります。諫早さんはどちらかというと、モダンな建物が得意なイメージがありました。その合致もお任せした理由です。

 

実際、建築がはじまるとそれは想像以上でしたね。想い描いていたものをしっかりとカタチにしてくださりましたし、施工会社として、人柄、社風、長年の培った技術の全てにおいて、その良さを改めて知ることができました。

島袋

ありがとうございます。

 

そうやって、設計士として色々なご経験のある上村さんに、そう言ってもらえると嬉しいです。自分がイメージしているものを具現化できる会社が諫早建設だと選んでいただいた事自体が励みになっています。ね、小林さん。

小林

ハイ。これまでやってきたことが評価されるのは、一言で、嬉しいです。評価ももちろんですが、設計士の方にそこまで仕事を見ていてただいていること、それが知れたことに今、とても心が温まっています(笑)

これからも一緒に、いろんな相談にのってください

島袋

これからの諫早建設に求めることはありませんか?

上村さん

これまで通り、これからも、ですね。

強いて言えば、うちでは木造以外の鉄骨造、RC造など様々な構造もやるので、木造以外で「幅広い対応」ができると、相談できる幅が広がって、こちらとしてもありがたいなと思います。体制としては今のままでもバッチリなので、信頼しているからこそいろんな相談にのっていただきたい想いです。

島袋

ありがとうございます。上村さんはフリーさんに入社された頃から知っているからこそ、知らないことや相談を気軽にできる方で、私にとっては宝です。

また、フリーさんのような新しいものを取り入れるという社風はある意味では珍しいというか、私達もよい刺激をいただいています。我々もフリーさんに負けないくらい多方面から物事を受け入れて、お客様や仕事仲間との関係も大事にしながらできるようにしたいです。

小林

私は、島袋さんの力があったからこそ、上村さんと出会えて、今、一緒に仕事をできているわけで、これは幸せなご縁です。これからも一緒に仕事をやることができるのは嬉しい限りですね。

島袋・小林

本日は、ありがとうございました。